電気機関車EF64（23） ～雨の身延線EF64ラストラン 市川大門工臨返空～ 【レトロ動画 Retro videos】

平成20年４月撮影。JR東海では早々と機関車の全廃を行いましたが、この頃までは普通に活躍していました。このときの機関車牽引列車は主にチキによるレール輸送工臨でしたが、JR東海では事業用気動車"キヤ"にその任を移行することとなっていました。そんな折、身延線でもEF64形の歴史に終止符が打たれることに、というより長い電気機関車の歴史自体が終了する日でもあります。当日は朝から２号機が単機で市川大門へ、作業後にチキ４両を牽いて（返空）戻ってきました。夕方は雨になりまたが、この動画は稲子～芝川間の走行シーンです。この後は富士宮でマルヨ、翌日は富士から東海道本線に入る行程、これで身延線の全ての機関車運用は終了しました。
身延線にはかつて貨物列車も運行され、電気機関車が使用されてきました。古くはEF10形などが活躍、その後同機の老朽化に伴いEF15形に置き換えられました。また、富士～富士宮間では創臨など団臨が多数運転されてきて、EF58形やEF65形なども入線しています。貨物列車や創臨の廃止後は、この動画の工臨などEF64形の入線がときどきあり、稀にはEF64形が団臨なども牽引していました。そんな身延線の電気機関車の歴史でしたがJR東海の路線であり、同社の機関車の全廃、客車列車通過禁止などの方針もあり、これをもって完全に終了しました。
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※【レトロ動画】　⇒　平成23年以前の昔に撮影した懐かしい動画です。一応HD記録ですが、初代のデジタルビデオカメラで撮影しています。現在使用しているカメラと比べて、レンズ、解像度、色再現性、操作性などどれを取っても性能がかなり低いです。ですが、昔の貴重なシーンであり、敢えて公開しました。ご了承ください。